バリスタジロー

英語が全くできないにも関わらずNZでバリスタしてた過去を持つ丸メガネバリスタのブログ

KIWIは熱いのがお好き?!

えきすとらほっとぷりぃず!

ぐっども〜にんっぼっぱ〜ず!

今回、僕が書く内容は

ズバリ!!

ミルクの温度についてです!!

というのも僕がここニュージーランドのカフェで

初めて働き出した時によく注意されたのが

ミルクの温度だったのです。

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KIWIは熱いのがお好き?!

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 KIWIとはニュージーランド人のことなんですけども

どうもKIWIの皆さんは熱いのが好きみたいです。

働き始めた頃に

ヘッドバリスタの人によくスチームし終えた

ミルクピッチャーを触られて温度チェックされてました。

個人的には少しぬるめになるんでしょうか?

だいたい60〜63度くらいの

温度を目安にしていたのですがそれよりも

少し熱めが彼らの好む温度みたいでした。

 

なぜ僕がぬるめの温度で

ミルクを仕上げていたか!?

ということなんですが、

ズバリ!!ミルクの 甘みに影響するからです!!

そうなんです実は

ミルクというのは60度前後が一番甘みを感じられるのです。

ここで勘違いして欲しくないのが

ミルクが甘くなったわけではないということ。

温度が60度前後のミルクが甘くなったわけではなく

僕たち(ヒト)がその温度帯だと甘みを感じやすいということ。

もしそれ以上の温度に仕上げてしまうと

甘みを感じにくくなり、

なおかつミルクの脂肪分が分離し質感が悪くなります。

ということで僕は少しぬるめの温度帯で仕上げてるわけですね。

(多分、僕以外のバリスタさんもそんな感じだと思う)

 

だが、しかし、BUT

ニュージーランドではそうもいかないわけでした。

なぜならお客さんが熱いのを求めているのだから!!笑

お客さんが求めるのであれば

それを作らないわけにはいきません!

とくにご年配の方は熱いのがお好きです!

ぬるいと『レンチンしてくれ』などの要求もきますので。

レンチンだけはっっ!!!と、死守します。

レンチンするなら作らせてっ!!レンチンするならワンモアさせてっ!

速攻で作り直します。

それはもうぐぅの音もでないくらい熱くします。

(嘘です)汗💦

 

それでも、、、

この一年近くニュージーのカフェで働いて

まだ熱いのがお好きな人はいますが

それでも来た時よりはあんまり温度のことは言われなくなったかな?

と感じました。

それはひとえにバリスタさんたちが美味しいミルクの温度を知っていて

お客さんに伝える、教える、知ってもらうということ

密かに実践していたんじゃないかなぁと僕は思うのです。

(僕はこっそりミルクの温度を下げてました笑)

 

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まあでも、もちろんいらっしゃいますよ

『このコーヒーぬるいわ』っていう方。

そしたら僕はそっこーで作り直します。

そして今日も僕は、、、、

『キィィィィーーーーーーーッ』

と高音を奏でるのである。笑